メディアドゥはRIZAPグループ傘下の出版社、日本文芸社を15億1500万円で全株式取得し、子会社化することを決めた。日本文芸社の出版コンテンツとメディアドゥのデジタルコンテンツ流通・配信事業を掛け合わせ、相乗効果を追求する。取得予定日は2021年3月30日。RIZAPグループは成長事業に経営資源を集中させるため、相乗効果が見込めず、短期的な収益改善が難しい子会社・事業について縮小・撤退、売却を進めている。

M&Aアドバイザーとしてのコメント:RIZAPグループが成長事業に経営資源を集中させるため、相乗効果が見込めず、短期的な収益改善が難しい子会社・事業について縮小・撤退、売却を進めていることは、経営戦略の一環として理解できる。今後も、企業が自社の強みを活かし、相乗効果を追求するためのM&Aが増加することが予想される。